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岩塩は塩の塊です。
粉砕すれば塩になります。
岩塩の硬度は2ですから、石膏と同じくらいの堅さです。
※ 鉱物の硬度: ダイヤモンドが10、ルビーやサファイアは9です。
純粋な金属の硬度は、鉄(硬度4.0)銅(3.0) アルミ(2.5)です。
鉄のハンマーで岩塩を砕くことは可能です。
アルミと岩塩では、ほんの少しだけ岩塩の方が柔らかい程度ですからアルミのおろし金で岩塩をおろすことは出来ません。
(アルミが負けてしまう)
また、岩塩は塩の塊なので鉄や銅は錆びてしまいます。
ステンレスは合金の割合によって硬さが違いますが、鉄よりも固いステンレスのおろし金なら岩塩を粉砕することができます。
ミル、グラインダーは岩塩専用のものを使用し、ステンレスやセラミックの刃が錆びなくて良いでしょう。
岩塩用のミルは洗ってはいけないことになっています。
錆びない性質の素材でできたミルでも、洗うと水と塩が反応してサビや故障が発生するからです。 |
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おろし金で岩塩をおろす時は、必ずステンレス製のおろし金を使用して下さい。
アルミや銅では岩塩に負けます。
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上載のおろし金は、岩塩を粉にする為にどんなおろし金が適当か、
いろいろ試して、探した結果辿り着いたおろし金です。
やはり国産の製品が良く、ステンレス製でなければダメでした。
同じ物をフリーマーケットでも販売しています。
当ホームページの通販でも販売していますので御利用ください。
写真左 →
は、モンゴル式の粉砕方法です。
岩塩と岩塩をこすり合わせて粉砕する方法です。
これは力がいります。
一度に沢山の粉砕はできませんが、頑張れば粉になります。
粉にならなくても良い料理・・・骨付きの羊肉を岩塩で煮込むモンゴル料理などは、火打ち石を打つ要領で(?)岩塩と岩塩を衝突させて粉々にします。 (火打ち石の方が見たことないかも・・・)
粉々と言っても粉にはなりません。
片方がふたつに割れるくらいです。
コツを掴めば上手にクラッシュできるようになるかもしれませんので一度はチャレンジしてみてください。 |
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ミルやグラインダーには胡椒用、岩塩用、ハーブ用と色々あります。
岩塩用のミルを使用して下さい。
硬度の高いセラミックの刃が付いたミルが良く挽けます。
岩塩用のミルは洗浄しない方が良いです。
常に使用することで埃やゴミを寄せ付けない様に使います。
セラミックは、鋼よりも硬く、ダイアモンドよりも柔らかい(?)
硬度7くらいです。
※ 水晶も硬度7です。
蕎麦を挽く、ドンブリ鉢くらいの石臼がありますが、この石臼で岩塩を挽くことも可能ですが、よほど大量に挽かないと石臼に張り付いて終り、ということになりかねません。
また、岩塩を挽いた石臼は良く洗って干さないとシャフトが錆びてしまいます。
ご家庭では、石臼で岩塩を挽かない方が無難です。
石臼の材料は御影石と呼ばれている花崗岩ですが、中国製の御影石は柔らかいので岩塩を挽くと石臼も削れてしまうことがあります。
※ 鉱物の硬度: みかげ石と呼ばれる花崗岩の硬度は約6です。 |
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